元気な高齢者が沢山住む福祉のまちづくり
12月18日・区本庁舎で高際区長・天貝副区長・猪飼福祉部長・今井課長と、豊高連幹部13名との懇談会が開かれました。
8月に外山会長が高際区長にお届けした「令和7年度助成金増額のお礼と、令和8年度助成金の更なる増額のお願い」を中心に外山会長が詳細を説明の上、要望事項を申し上げました。

高際区長は高齢者に関する施策では「健康寿命の延伸を重要課題」として位置付けられており、「地域共生の推進に向けた区高連との協働」に対する区のサポート強化については、「助成金・人的応援は、どの活動のボリュームが大きいのか、どこにどのように費用を乗せていくのか」を検討しており「防災アプリを実現するためにもスマホ教室を推進する」などと説明されました。
杉山相談役は、会員数の推移表を示しながら「会員数の減少は、豊高連が東老連城西5区の中で最も少ない。それも圧倒的に!」と、本部から単位クラブまでの役員を中心とした近年の奮闘努力を訴えました。 また「高齢者クラブの会長・役員の仕事」の内容一覧表に基づき、「幹部役員の労力負担は限界に達し、その対応に悩んでおります。われわれは「人生最後の地域ボランティア」として働いており、後はありません!」と訴えると、神妙な空気が漂いました。

区長・副区長の退席後は、猪飼福祉部長に延長のお時間を頂き、出席者全員が自己紹介と要望などを発言しました。 中でも「区民ひろばの運営にばらつきがあり、総会や誕生会など大切な事業では、せめてもの飲食が可能なように公平な運用をして欲しい」という強い要望が複数ありました。
この件について外山会長は「区民ひろばの利用状況はクラブごとに聞けばよく分かります」とコメントされました。 猪飼福祉部長は「区民ひろばの活用に対して改善を検討します。また要望のあった世代間交流についても、新しい教育長に進めてもらいます」と答えられました。
「生涯にわたり健康で、地域で共に暮らせる福祉のまち」への実現に向け、協力しあっていくことを改めて確認できた貴重な懇談会でした。


